春風駘蕩フラフラ日記12

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某月某日 本日は曇天なり 

ポルトガルの続き


ポルト夜景.jpg


 ポルトの夜景である。河の向こう岸はポートワインの蔵が並ぶ。
こんな夜景の中でワインだから、もう駄目。このドウロ河一帯は美味
しいワインができる。ポートワインじゃなくてボルトガル種の葡萄で
作ったドウロワインは数が少なくてもっぱら国内向けで滅多に輸出さ
れていないというから、もう駄目、駄目。
魚がおいしくて、いわしの塩焼きがバーンと出て来て、それに
オリーブオイルとバルサミコ(こっちはちょっとイタリアじゃないか
ら違うかもしれないけど、酢にはちがいない)かけて食べるんだから、
もう駄目、駄目、駄目っていうものよ。


ナザレの海.jpg


 ナザレの海も特別なものだったな。
ンだ!こりゃー、こんなところで海水浴かあ、みたいな。
 サウダーデ(注、サウダッドゥみたいらしい本当は)の
気分に浸っていると、向こうから来ました来ました。ご同輩。

年の頃もちょうど、ン10凸凹、ふだん地図もって駅前に集合してるのと
まったく同じ格好で、ただ一点違うのはみなさま400mmとかのズーム
レンズ付きの超高級一眼レフデジカメを首からぶら下げて。○○先生と
郷愁のリスボンを撮ろうツアーだな。
 「海ブラボー」みたいな名前のレストランで隣に陣取ったイタリア人
団体観光客のお年寄りたちが飲んでバカ騒ぎしているのと対照的に、脇目
も振らずに、対象物をキチンと撮影なさって、あっという間に去って行
かれました。お行儀のいいリスボン。


ファド.jpg


 で、リスボンの夜はファド酒場。ファドって古賀メロディー、演歌
だね。氷川きよしとか石川さゆりにここで唄って欲しいね。古賀政男
は明大マンドリンクラブとかの人で、プレクトラム音楽に当然興味が
あったわけだし、東京ロマンティカの鶴岡政義はクラシックギターの
阿部保夫に師事しているし、フラメンコもそうだけどメンタリティー
的には日本人はファドにより近いかな?と見てくると、小樽とポルト
は似ている気もするし。
カラオケで「小樽の人」でも唄って郷愁のポルトガルとするか。ご
同輩乾杯!