春風駘蕩フラフラ日記26

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某月某日 本日は晴天なり

また、ポルトガルに行ってた。2010年は日本とポルトガル
修好150周年の記念年で前回の訪問時にふとしたところから
話が始まった、東京工芸大学学生のアニメーション、マンガ、
写真、などを持って行って今の日本を紹介する展覧会企画の
用件で。

13世紀からの伝統を誇るコインブラ大学やリスボンの
オリエント美術館などをまわった。

コインブラ大学1.jpg 

大学都市のコインブラは観光客も多く、左の門から入る図書館の知の牙城としての
荘重な雰囲気には圧倒される。「もっと勉強しとけばよかった。」なんて一瞬
チラッと思うこと自体が失礼、って感じかなー。

コインブラ大学2.jpg

工芸大の若尾学長の講演とアニメーション学科今年の卒制作品数本の上映を行った
。もちろん日本のアニメ、マンガはここでも大人気で学生作品も大好評だった。
上の写真に見られるようなコインブラ大学のキャンパス風景をそのまま設定資料と
して使っている日本のアニメのことも、みんなよく知っている。画面手前はジェッ
トで駆けつけた在フランスのタクゼミ卒業生のAMICAさん。

コインブラ3.jpg


キャンパスから撮った街の風景。


屏風1.jpg


ポルトの美術館で南蛮屏風を見た。ボクはポルトガル語ではビョンブという、こ
の南蛮屏風のアニメーション版をゼミの学生たちと今年1年かけて作りたいと考え
ている。まだアイデア段階でこれから始まる今年のタクゼミの大きな課題。