diary: 2009年4月アーカイブ

春風駘蕩フラフラ日記29

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某月某日 本日は快晴なり

今すぐそこにある未来を描いてみたくなった。
これは、ラ・マシンの蜘蛛やその前に見た
テオ・ヤンセンの骨動物を見てからだ。
目をつぶると、すぐそこにある未来の景色が
見える。それを小品で描いてみる。

原宿の積雲画廊にて4月29日〜5月11日11:00〜19:00
(最終日17:00まで)の「ヒトコマ漫画の会」展(久里洋
二、二階堂正宏、前川しんすけ、山口マサルほか)

のためにヒトコマ漫画の新作をと始めたら、こんなことに
なった。
あんまりマンガじゃないけど、今描きたいのはこれ。

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ナザレの海にテオ風に海岸を散歩する動物がいたり、
ポルトガルでいっぱい見た風車だったり、

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ラ・マシンのクレーンだったり、「フェリーニのローマ」
のように夢だかボケだかなんだか分からないけど、
描いてみたいのだから仕方ない。

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で、最後はこのところよく描く「地球はおっぱい」でした。


春風駘蕩フラフラ日記28

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タクサンおじさん.jpg


某月某日 本日は晴天なり

東京イラストレーターズ・ソサエティの企画展「イラストレーター170人が描く
『わたしの句読点』(2009, 6.6(土)〜7.5(日)渋谷 たばこと塩の博物館)
のためにひさびさにJTスモーキン'クリーンのキャラクターだったタクサンおじ
さん(スタッフでそう呼んでいた)を描いた。

 当時ディズニーのアニメーターが、TV−CM用にこの絵を動かしたんだが、彼
はどうしてもこのキャラの名前はラルフだと言って譲らなかったのがおかしかっ
た。ラルフ・ネーダーでもラルフ・ローレンでもないけどね。

ごく最近、学生たちと飲み会を終えて、でてきた雑居ビルの玄関にまだこのスタ
ンド灰皿があって、久々のご対面だった。割と最近まで銀座の高級料亭「金田中
」の打ち水をした玄関の両サイドに、綺麗に手入れされたタクサンおじさんが二
つ並んで置かれていた。このキャンペーン時のキャッチが「大人ごころだね」だ
った時代って、今よりはまだすべてに余裕があったんだね。

春風駘蕩フラフラ日記27

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某月某日 本日は日本晴れなり


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気の合う仲間でワイワイと横浜のラ・マシンの蜘蛛を見に行った。28日の席
買ってるのだが、上陸して動いてると聞いて、居ても立ってもいられなくな
り、日曜朝のテニスを1時間で切り上げ、テニスウェアのまま横浜に向かう。
「百聞は一見にしかず」のとおり、この目でしかと見た蜘蛛はスゴかった。
ついにこんなマンガみたいな景色をリアルタイムで見る時代が来たか!メビ
ウスの漫画をまず思い出した。また乗って動かしてるヤツらのカッコいいこと。

さらに特筆すべきは生バンドの演奏する音楽がついて練り歩いてること。これ
がまたまたカッコいいいのだ。

クモ1.jpg


いい役やってるよなー。こんな調子。テレビやネットではちょっと伝えられない
この臨場感。ボクは昨夜ベッドにもぐって目をつむっても暫く、蜘蛛があの音楽
とともに現れてなかなか寝付けなかった。お祭りの高揚感に似ている。

春風駘蕩フラフラ日記26

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某月某日 本日は晴天なり

また、ポルトガルに行ってた。2010年は日本とポルトガル
修好150周年の記念年で前回の訪問時にふとしたところから
話が始まった、東京工芸大学学生のアニメーション、マンガ、
写真、などを持って行って今の日本を紹介する展覧会企画の
用件で。

13世紀からの伝統を誇るコインブラ大学やリスボンの
オリエント美術館などをまわった。

コインブラ大学1.jpg 

大学都市のコインブラは観光客も多く、左の門から入る図書館の知の牙城としての
荘重な雰囲気には圧倒される。「もっと勉強しとけばよかった。」なんて一瞬
チラッと思うこと自体が失礼、って感じかなー。

コインブラ大学2.jpg

工芸大の若尾学長の講演とアニメーション学科今年の卒制作品数本の上映を行った
。もちろん日本のアニメ、マンガはここでも大人気で学生作品も大好評だった。
上の写真に見られるようなコインブラ大学のキャンパス風景をそのまま設定資料と
して使っている日本のアニメのことも、みんなよく知っている。画面手前はジェッ
トで駆けつけた在フランスのタクゼミ卒業生のAMICAさん。

コインブラ3.jpg


キャンパスから撮った街の風景。


屏風1.jpg


ポルトの美術館で南蛮屏風を見た。ボクはポルトガル語ではビョンブという、こ
の南蛮屏風のアニメーション版をゼミの学生たちと今年1年かけて作りたいと考え
ている。まだアイデア段階でこれから始まる今年のタクゼミの大きな課題。

春風駘蕩フラフラ日記25

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某月某日 晴れ、ここんところずっといい天気

久しぶりのフラフラ日記。フラフラが忙し過ぎて、
なかなか日記にとどめられない。

桜、ことしは存分に花見を楽しんだな。

「そうだ京都行こう」と夜桜は円山公園、藤右衛門の有名なしだれ桜。
昔、桜守りの佐野藤右衛門さんに取材でお会いした。ものすごくかっこいい、粋な
おじさんだった。取材時は秋だった。いつか桜の季節にここに来ようと
思ってから15年以上たっって、やっと念願かなった。よかった!


翌朝、TV−CMどおりに醍醐寺へ。

秀吉が洛中からわざわざ花見に来たのもなるほど納得の素晴らしい風景、でも
人も多かったゾ。

桜2.jpg

その後もゼミの学生たちと井の頭公園で花よりダンゴ大会をやったり、家の近くの
公園で花吹雪まみれのテニスをやったり、こりゃ太閤さま並の贅沢花見の年だった。

やっぱり桜と富士山かね、日本人は。