various: 2008年7月アーカイブ

イザベラ・プルシンスカさん

|

イザベラ.クリスチーヌ.jpg




 イザベラ・プルシンスカさんはポーランドのアニメーショ
ン作家で、ベルリンのアートの震源地ミッテに仕事場を構え
てがんばっている。クレイの半立体の作品が彼女のスたイル
で、今年のアヌシー、や広島のコンペにも入っている。

 ゆったりとした時間が流れる中に、人生の機微というか、
なぜか老人たちが多く登場する作風は独自のものだ。いい。

イザベラの仕事現場.jpg



 これが撮影風景。ガラス瓶の微妙な反射光などを使って、
光と影の画面を作る。

 彼女にポーランドアニメーションのDVDをもらった。
昔、草月で見た懐かしい、ヤン・レニッツァやミロスラヴ・
キョービッチなんていう人の作品が見られて嬉しかっ
た。

対馬の鳥居

|

対馬の鳥居2.jpg


 
 よく壱岐・対馬とひとまとめに言いますが、行ってみると
壱岐と対馬は月とスッポンくらいに違う。
壱岐はカレーライスが盛りつけられたお皿のような、なだら
かな丘陵地帯、一方の対馬は激しい波間に突如現れる断崖絶
壁の向こうは険しい山々。

韓国の観光定期フェリーが着く港をはじめ、韓国人観光客が
たくさん訪れて写真を撮り落書きを残していく。韓国資本が
巨大リゾートを準備するため島の絶景ポイントを買い漁って
る国境の島でもある。




神々の宿る島でもあって、宮島や日光に負けない素晴らしい
風景がある。
対馬の鳥居.jpg
せっかくの神様の通り道を寸断する、この道路を見てくださ
い。なんと無神経な。








'69サマーオブラブ展の車

|
サマーオブラブ.jpg


 2007年夏、リヴァプール、ロンドン・テートモダンに
次いで、ニューヨークのホイットニー美術館で催された「S
ummer Of Love」展の会場入り口に展示された車です。
あの時代にどっぷり浸かっていたボクには、興奮の展覧会
でした。

 peace!

ジョージ・グリフィン

|
ジョージ・グリフィン.jpg


 ジョージ・グリフィンはニューヨークのインデペンデント
アニメーション作家で、初めて出会ったのは'70年代のオタ
ワ映画祭。ボクの「驚き盤」に触発されて「view master」と
いう作品を作ったばかりで、話かけてきた。すっかり意気投
合して以来、30年の付き合い。ニューヨークで東京で、、。

彼はまたパラパラマンガのコアなコレクターで、そのコレク
ションを中心にドイツのキューレターが古今東西のパラパラ
マンガを集めて「DOMEN KINO」という展覧会をヂュッセル
ドルフ、アントワープ、と続けていて、ボク、久里先生、久
保田茂子さんらも参加」している。

ジョージたちはニューヨークのインデペンデント アニメー
ションを集めたDVDシリーズ「AVOID EYE CONTACT」も
出していて、これがなんでもありで過激でスカッとしていい
感じなのだ。

アンペルマン

|
赤信号.jpg


 東ベルリン時代の交通標識の止まるです。

青信号.jpg

 歩く、です。統一ドイツになって、旧西ベルリンの信号は
わりと普通のプロポーション、でどうにもかわいいこのアン
ペルマン君を残そうということで、今も旧東ベルリン地区に
限ってこのアンペルマン君が活躍。微妙に入り組んだ旧東ベ
ルリン地区がはっきり分かる。それどころか、グッズになっ
て大人気。ボクも傘を買い込んだ。

アンペルマンショップ.jpg