

某月某日 本日は晴天なり
代官山ヒルサイドテラスの「猿楽祭」にて、
「パラパラマンガを作ろう」というのをやった。
このサイトを作ってくれたリトルスタジオ・
インクのひとたちと。
アニメーション好きでもなんでもない通りがか
ったこどもたちに作らせるのは無理じゃないかな
と考え、2枚か3枚の絵、ええい!こうなったら一
枚の絵でも描いてくれたら、動かすぞ、みたいな
魔法使いになった気分で臨んだら、これが楽しか
ったんだよ、ほんとに。

小学校低学年以下のこどもは無敵だね。もう描い
てる時から絵がどんどんイメージの中で動いてるん
だ。こっちはできるだけ、完成イメージでご期待に
添いたいわけ。
がっかりされるのはシャクじゃん。
こんなところで職人魂でてきちゃってどうする?
なんだけど、エイヤ!で一枚の絵を切り絵にして動
かしたりするのが、やってみてこんなに面白いのか
!

ひも、折り紙、ロボット、クレイ、絵を描くのが
苦手な子用にいろいろ取り揃えたんだけど、ミッ
クスメディアは当たり前、なにも躊躇しないで、あ
れよあれよという間にループアニメの完成だ。
感覚としては「FREE ANIMATION」だな。
FREE JAZZがあるんだからFREE ANIMATIONが
あってもいい。「FREE ANIMATIONのすすめ」だ
ね。
名前入りで瞬時に作品が、おともだちのと一緒にま
ず右下に現れる。次の新作にトコロテン式に押され
ながら徐々に移動して左上に消えてゆく。ループだ
から、しばらく待つとまた見られる。

たった一枚絵のうさぎさんを懸命に縄跳びさせて
いるのは、ママが飛び切りの美人だからナーンテね。
常識だろ、そんなことは。
結論。また、こどもたちに教わってしまった。